

高校時代の野球部の先輩に誘われたのがきっかけです。先輩から仕事の話を聞くうちに興味を持つようになりました。保線の仕事については何も知りませんでしたが、会社の雰囲気が良く、優しい先輩が多いと聞き「やってみようかな」と入社。最初は野球とは使う筋肉が違ったので体が慣れるまで大変でしたが、ひと回り以上年齢の離れた先輩も親切に教えてくれ、すぐに仕事に慣れることができました。未経験でも受け入れる体制が整っていて、丁寧に指導してもらえる環境が魅力でした。
今は主に長崎新幹線の線路保守業務に携わっています。具体的には、線路の歪みを修正したり、レールの細かい傷を発見して補修したりする作業などを行います。レールの傷は、特殊なスプレーを3種類使い、目視で確認するほか、レールを削る専門業者と連携しながら作業を行うこともあります。また、月に数回、新幹線走行前に線路の安全を確認する「確認車」の運転も担当します。これは落とし物や線路の異常がないかを確認するために走らせる特殊な車両で、入社後に免許を取得して運転します。暗闇の中での確認は集中力が必要ですが、眠気に負けず、責任感を持って臨みます。新幹線は高速で走行するため、0.数ミリ単位の精密な作業が求められます。




今後について教えてください
新幹線の安全を守る責任感のある仕事に携われることが一番のやりがいです。朝、線路を見て「今日も無事に作業が終わった」と感じる瞬間には達成感があります。時々博多への出張で新幹線に乗る際に、自分が安全を守っていることを誇らしく感じます。また、最近先輩から「あいつに任せとけば大丈夫」と言われ、信頼を感じてうれしかったです。長崎の新幹線はまだ新しく大きな問題はありませんが、今後は経年劣化に対応しながら経験を積んでいきたいと考えています。社歴が長くなり少しずつ責任者の立場に立つことも多くなっています。後輩への教え方、伝え方などを意識していますが、将来的にはみんなが働きやすい環境をつくりたいと考えています。



教えてください
長期休暇が他の会社より長いので、家族と過ごす時間が充実しています。
私は結婚していて子どもが3人いますが、会社が安定していて給料が良いことも魅力の一つです。
新幹線の業務は集中力こそ必要ですが、比較的作業時間が短く、肉体疲労も軽いため、
プライベートの時間を楽しめる環境だと感じています。週末は土曜日の朝に仕事が終われば、
家族と公園に出かけたり、昼間を一緒に過ごしたりする時間が増えました。
家族との時間を大切にできることも、この仕事の魅力だと感じています。

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01海に家族とおでかけドライブがてら海に出かけて、波打ち際を歩いたり、写真を撮ったり。天気のいい日は自然のパワーを全身で感じられて、最高の休日になります。
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02春の公園に
家族とお出かけ春は家族でのんびり過ごすのにぴったり。 公園で子どもたちと遊ぶ時間が、いい気分転換に。 夜勤だけど、日中も家族としっかり過ごせています。